誰でもできるデッサン練習法とは

 絵が好き。でも自分で描くのはちょっと・・・。

 こんな人に良く出会う。もったいない。自分の好きなことをして時間を過ごすことは最高に幸せなのに。
 初心者の「自分で描くのはちょっと・・・」という言葉の裏には「失敗したらどうしよう」という気持ちが隠れているようだ。
 だから人物のデッサンをしても、風景のスケッチに出かけても消しゴムを手放さない。ちょっと失敗するとすぐに消しゴムで消してしまう。
 初心者向けの絵画教本でもこの行為はお勧めしていない。私も全く同感だ。そうはいっても人前で絵を描くなんていう行為は何年もしていない人にとって自信の無いデッサンを見せることに抵抗があるのだろう。ならばどうしたらいい?
 もちろん毎日時間をとってアトリエに向かえばいい。でも画家でもない普通の人にはそんな時間があるはずがないだろう。まとまった特定の練習時間を設けずに、たくさんの(1日一枚を目標としよう)デッサンを練習する。実はそんな都合の良い方法があるのだ。

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スケッチ旅行に必要な道具とは

旅先で美しい風景をスケッチする!

 最高の時間の過ごし方だ。だが実は持っていく道具を間違えると、せっかくの気分が台無しになることもある。今回は水彩画で風景画を描いて見たいという方のために、私のお薦めの画材をお伝えしよう。

スケッチブックの選び方は?

 リング綴じのものとブロックタイプのものがあるが、短時間で何枚も描く屋外スケッチにはリング綴じの方がいい。
 通常、水彩画教室などでは大きいスケッチブックを指導されると思うが、私は初心者には小さめのサムホールや0号をお薦めする。私自身の経験で言えば大切なことは

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意外に知らない水彩画上達法とは

 水彩画は子供の頃から親しんだ画材。だから誰でも気軽に始められる。だが誰もがぶつかる壁がある。それは慣れて、筆の使い方も色の混ぜ方、水の含ませ方も一通り覚えた頃に訪れる。

「どこかプロの画家との違いがある。何故だろう?」

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透明水彩入門! 絵具とパレットの使い方を知っている?

私が使用しているウィンザーニュートンの絵具24色セット

 これは私の愛用の絵具セット、ウィンザーニュートンの固形絵具24色セットである。
 汚くて申し訳ないが、透明水彩初心者のためには、使い込んだ状態の方が、わかりやすいだろう。今回はその24色の、あるいはその混色の、さらにパレット上での使い方を具体的に紹介しよう。

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透明水彩入門 滲みとぼかしのテクニック!

 透明水彩を使い始めると、油絵にはない、「滲み」と「ぼかし」のテクニックを極めたくなる。
 人物画、風景画いずれにも使えるテクニックだ。(水彩画の基本の描き方については色塗りの基本テクニックはこちらを→風景画はこちらを→人物画はこちらを→参照してほしい)
 今回はそのテクニックを使う上での注意事項を述べようと思う。

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パソコンで描く水彩風イラスト 初級編

 「この風景いいな!」と思った時、すぐに水彩絵の具とスケッチブックを取り出す・・・水彩画家としてはこれが最高だ。
 だが誰もがいつでも絵が描けるわけではない。そんな時どうするか・・・今日はパソコン(タブレットも基本は同じだ)で簡単に絵を描く方法を教えよう。

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忘れがちな人物デッサンのコツ

ある絵描きの失敗

 ある日の日曜日。その絵描き(Yと呼ぼう)は人物画のモデルを求め、いつものように近くのカルチャーセンターに出かけた。その日はいつにも増して気力は充実。彼は早々とアトリエの前列に陣取り、モデルの登場を待った。

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水彩画入門!弘法は筆を選ぶ?

 ■私が筆にこだわる訳

 水彩画を描き始めたあなたへ。もう水彩紙を手に入れ(詳細はこちら→ https://miryoku-yoshine.com/first-watercolor-paper-to-buy/)、絵具を買ったはずだ(詳細はこちら→ https://miryoku-yoshine.com/what-is-proffessional-watercolor/ )。
 次に知りたいのは当然「筆」だろう。今回は筆について書く。皆さんの記憶にある、子供の頃使った水彩画の道具を思い出してほしい。紙は画用紙、絵具はいわゆるマット水彩(半透明水彩)、筆はナイロン筆だったはずだ。紙と絵具についてはすでに先のブログ記事で、子供の絵に対する情熱を冷ましてしまう、とても悪い選択だと書いた。

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水彩画入門!プロが選ぶ絵具は?

水彩紙の次に大事な道具とは?

 水彩画を描くにあたり一番重要なのは「水彩紙」だと先の投稿(https://miryoku-yoshine.com/first-watercolor-paper-to-buy/)で書いた。そして次に大事なのは水彩絵具だ。今回は絵具の基本を整理してみた。絵具選びの参考にしてほしい。
 まず絵具の種類について説明しよう。大きく二つに分ければ透明水彩と不透明水彩に分類される。透明水彩の特徴は絵具を重ねた時下の絵具が透けて見える。例えば黄色の絵具の上に青色の透明水彩絵の具を重ねると透明感ある緑色に見える。不透明水彩の場合は下の色が何色であっても上に重ねた色しか見えない。
 一般に水彩画家、watercolor- painter が使う「水彩」絵具といえば通常透明水彩を指している。

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水彩で描く風景 安芸の小京都

竹原の町並み 作者 加藤美稲

 今日の絵は広島県にある「竹原」。JR広島駅から呉線という単線のローカル線に揺られること、約2時間。
 国の指定した「重要伝統的建造物群保存地区」だ。元々は製塩の町として発展し、今も江戸時代の街並みがよく残っているという。
 この日は、真冬、1月だったがぽかぽかと陽気がよく、スケッチブックを持ってこの町を訪れた。

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