鉛筆で描く淡彩スケッチのコツ

■鉛筆で淡彩スケッチを描いてみよう

 トップページを見ていただければわかるように、私の風景画はほとんどがペンと水彩で描いたものだ。その経緯は「ペンと水彩で描く風景画の魅力とは→」に書いている。

 線の美しさが活かせることがその最大の理由だが、絵を始めたばかりの初心者にとっては、やはりペンでいきなり描き始めるのは敷居が高い。鉛筆に勝る下書きの道具はないだろう。
 今回はそんな人のために、鉛筆の線の上に水彩を塗る、淡彩スケッチのコツを述べよう。

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何故上達しない?知っておきたい水彩画の正しい着彩手順!

水彩画を初めた方へ

 カルチャーセンタへも毎週行っている。相当努力したはずだ。だがちょっと待ってほしい。あなたの絵を周りの人はどのように評価してくれているだろうか?
「あなたの絵、個性があって素敵ね」などと褒めてくれる頃ではないだろうか?

 だがちょっと待って欲しい。私の経験で言うとこれはある意味、悪魔のささやきなのだ。
もう一度自分の目で、いや他者の目で自分の作品を客観的に見る必要があるのだ。

 大抵はこの段階で「個性的」と言われたのは「ワンパターン」で、それも「今ひとつの」レベルだということなのだ。つまり「お金を出してまでは欲しいとは思わないけどね」という意味が言外に含まれているのだ。

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水彩画を始めた人へ!プロが選ぶ絵具とは?

水彩画を描き始めたあなたへ。絵具はどれを買ったらいいのだろう??

 水彩画を描くにあたり一番重要なのは「水彩紙」である(水彩紙の選び方はこちら→)。そして次に大事なのは水彩絵具だ。今回は絵具の基礎知識と選び方について解説する。

 まず絵具の種類について説明しよう。大きく二つに分ければ透明水彩不透明水彩に分類される。

 透明水彩の特徴は絵具を重ねた時下の絵具が透けて見える。例えば黄色の絵具の上に青色の透明水彩絵の具を重ねると透明感ある緑色に見える。

 不透明水彩の場合は下の色が何色であっても上に重ねた色しか見えない。
 一般に水彩画家、watercolor- painter が使う「水彩」絵具といえば通常透明水彩を指している。

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水彩画の基本!知っておきたい グリザイユ画法と絵具の透明度

 このブログ、美緑空間を読んで、水彩画を見る人から描く人になった人。そんな人のために今回の記事を書くことにした。
「透明」水彩の美しさの秘密、科学的根拠については別に記事を書いている(「透明水彩は何故美しい?→」)ので参照してほしい。
 今回はその中でも絵具の透明度と水彩画におけるグリザイユ画法の関係に着目したい。この事実を知らないと透明水彩の長所を生かせないからだ。

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写真を見てデッサン!その効用とは?

インターネットの書き込みに、こんな質問を見た。

「写真を見てデッサンしようと思います。グリッドはどのように引いて、どうやって消すといいのでしょうか?」

皆さんならこの質問にどう答えるだろうか?今回は「写真」「デッサン」「グリッド」について考えてみたい。

目次

1.写真と絵の正しい関係とは

2.「写真」を見て「デッサン」することのデメリット

3.「写真」を見て「デッサン」することのメリット

4.写真にグリッドを引くことのデメリット

5.写真にグリッドを引くことのメリット

6.まとめ

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水彩画上達のための「気になるテクニック」とは?

 水彩画を描き始めた人へ。あなたは上達するために何をしているだろうか?
 「基礎は学んだので、ひたすら枚数を描く。あとは実践あるのみ。」という方は要注意だ。

 失敗から学ぶことはとても大切だと思うが、今の世の中は情報が溢れている。自分に必要な効果的なテクニックを重点的に学べば、それだけ早く上達することは間違いない。

 今回はそんな人のために「上達のための気になるテクニック」について考えよう。

目次

1.水彩画の基礎を再確認しておこう

2.今の自分にないテクニックを探そう

3.事例1:水を引かないファーストウォッシュとリフティング

4.事例2:ウォッシュ直後の垂らし込み

5.事例3:塩を振る

6.まとめ

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明石城の桜を描く

今年はどこの桜を描こうか?

 私は神戸に住んでいる。毎年桜の季節は満開の日を心待ちにしつつスケッチブックをもって出かける。今年はどこをスケッチするか、探すのも楽しみの一つだ。

 このブログ「水彩で描く桜の風景 世界遺産姫路城!→」で記事にしたように、神戸界隈で一番の名所はこの姫路城だが、欠点は人が多すぎること。特に近年はインバウンドの観光客が多く、賑わいは半端ではない。

 もちろん花見を楽しむには、多少の賑やかさはあっても良いとは思うのだが、スケッチブックをもって一人絵を描く者いとっては、すぐ横で宴会をやられるのはどうも苦手だ。

 そこで人の少ない桜の隠れた名所を探し回ることになる。だが桜だけを見るなら、実は近くの公園にも相当立派な桜がある。でもスケッチするとなると、絵の構図上何かインパクトのあるものが欲しい。

明石城でスケッチするならここ!

 それらすべてを満足するのが今回おすすめする「明石城」だ。「姫路城」と同じく「城」と「桜」をテーマにする「日本の風景」が描ける。このブログ「美緑空間」の活動方針ともぴったりだ(「絵を描くことであなたの人生は充実する!→」を参照)
 世界遺産ではないけれど、城壁の隅に建つ櫓(やぐら)は国の重要文化財である。文化的な価値も十分であると付け加えておこう。

交通の便もよい。JR明石駅から門まではほんの数分。櫓は駅のホームからも見ることができる。

写真は櫓下の通路から見上げたところ。桜以外の木が混ざっているので「桜に埋め尽くされた」という雰囲気が出ていないのは残念だが、「日本の風景」としては文句ないだろう。私は周りの宴会客を無視してここでスケッチをしている。

そしてもう一枚はお濠際に1本だけ咲く桜だ。桜の木が密集し花びらだけが視界を覆うさまは誰もがたたえる美しさだ。

だが歴史を刻んだ灰色の石垣を背景に見事な枝ぶりに合わせて満開の花を咲かせる一本桜もまた美しい。私は迷わずここでスケッチブックを広げている。

「そうはいっても桜が少ないのでは?」という人へ

家族と一緒に訪れた時は「絵」よりも「花見」が大切だろう。まったく心配ない。実はこの明石城、江戸時代初期、関ヶ原で生き残った西国の大名達の監視のために作られた軍事拠点であったため、城の区画は広大で、明治以降施設が解体された今も「明石公園」として面積は55haもある。

区画の奥に「剛の池」があり、その周囲は全て桜である。満開時は先の「視界が花びらだけで覆われる空間」を存分に堪能できるはずだ。その写真はあえて載せていない。スケッチブックをもって家族と一緒に出掛けてみてはいかがだろうか?

P.S.
水彩画で風景画を描いてみたいという人へ。このブログでは以下の関連記事を書いている。興味ある方は参考にしてほしい。

スケッチ旅についての便利な情報は
■「ここが描きたい日本の風景!→
スケッチ旅行に必要な道具とは

絵の基礎知識については
■「鉛筆デッサンが教えてくれるもの
水彩画入門 色塗りの基礎技法を覚えよう!
透明水彩入門! 絵具とパレットの使い方を知っている?→

風景画の描き方については
建物のある風景の描き方→
鉛筆はいらない!下書きしない風景画の描き方

Amazon アレクサは使える!

 今、私はこの文章をリビングの昔のステレオ機器で好きなクラシック(「クラシック音楽のすすめ→」を参照)を聴きながら書いている。とても良い音で快適だ。いや問題はその音質や曲の種類ではない。

 言いたいのはこの選曲はAmazon アレクサに覚えさせた私の好きな曲ばかりを集めたプレイリストから流れているということなのだ。

 この便利なAI機器に詳しくない方に順を追って説明しよう。アレクサとはシンプルに言えばインターネット回線を利用して情報の出し入れを人の声とアレクサの声でやりとりするものだ。

 最近はアレクサは対応の電気器具が増えてきたので照明のオンオフなどもできるようだが、私の家の照明は対応していない。

 情報のやり取りは普段はアレクサの音声を小型のBoseのスピーカーに接続して使っている。

 「アレクサ、ニュースをかけて」「天気予報を教えて」というと現在の場所、時刻に合わせた内容を話してくれる。また「アレクサお米を買って」というとAmazonのお米リストから選択できるようになる。支払いは私のカードからだ。

 買い物リストも口で言うだけで勝手にリスト化してくれる。使うときは出先でiPhoneからそのリストを開けばよい。

 音楽関係の機能に絞って説明すると、最近はリビングのTVで鳴っている音楽に向かって「アレクサ、この曲なんていう曲?」というと歌手と曲名を教えてくれるようになった。

 もちろん好きな歌手と曲名をリクエストすると、Amazonプライムミュージックに記憶された曲ならすぐにかけてくれる。

 ありがたい機能が色々な曲のうち自分の好きな曲を「アレクサ、この曲をお気に入りに入れて」というと「お気に入り」というプレイリストができてそこに好きな曲を入れてくれる。だから「アレクサ、お気に入りのプレイリストをかけて」と言うとそれが再生されるのだ。

 最初は妻と二人でお互い気に入った曲を入れていたのだが、妻は私の曲が気に入らないらしく、すぐに「アレクサ、この曲スキップして!」と省いてしまうのだ。

 そこで「アレクサ、夫のプレイリストを作って」というと「夫」というプレイリストを作ってくれる。そこへ気に入った曲を「アレクサ、この曲を「夫プレイリストに追加して」というと私の好きな曲だけが入るというわけだ。

 聴きたくなったら「アレクサ、夫プレイリストをシャッフル再生して」というだけでBoseのスピーカーから自分だけのBGMが流れるてくれるのだ。

 さてアレクサが「使える!」というのはここから先だ。

 せっかく作った「夫のプレイリスト」をBoseの小さなスピーカーだけでなく、電車の中のブルートゥースイヤホンでも、リビングのオーディオ機器の大スピーカーでも聴きたいと思うのは当然だろう。

 それが最近、できるようになったのだ。

 まず、iPhoneにAmazonのアレクサアプリをダウンロードする。以前は出来なかった機能なのだが、そのアプリ内にも自宅でアレクサに命じて作ったプレイリストが自動的に読み込まれているのだ。

 外出先でiPhoneに向かって、アプリの中から「アレクサ、夫のプレイリストをかけて」というと、いつも使っているブルートゥースイヤホンからすぐにその音楽が流れて来る。混みあう電車でいちいちめんどくさい選曲をしなくていい。感動だ。

 そこで次に挑戦したのが先に聞いていた古いステレオ機器との接続だ。このスピーカーはなんと30年前に買ったもの。最近、テープもレコードもCDもあまり聞かず、もっぱらネット配信ばかりだったのでほとんど使っていなかった。

 幸いアンプはもう少し新しく「デジタル入力」に対応している。そこでアップルTVのHDMI端子をこのアンプに繋ぐ。そこから先、大スピーカーまでは30年前のアナログ接続だ。

 まず同じようにiPhoneのアレクサアプリを起動する。そして今度はボタンをタップして、「夫のプレイリスト」をかけてと言う。
 「アレクサ」と呼び掛けなかったのは、それをすると、アレクサ本体が起動してしまい、Boseのスピーカーに音が行ってしまうからだ。

 この状態ではiPhoneで音楽が鳴っているだけだが、ここで「画面ミラーリング」でiPhoneを選べば良い。するとアレクサ→iPhone→アップルTV→アンプと情報が流れ、突然大音量でステレオが鳴り出した。

 久しぶりに聞く本格的なオーディオはなんと聞き応えがあることか。アンプまでの信号は全てデジタルなので音の劣化は全くない。(ソフトバンクのwifiが混雑していなければ)。

 素晴らしい世の中になったものだと改めて実感している。

 なお、電車の中で、妻とお気に入りリストを共有して互いのイヤホンで聴けるかと試したが、許されるデバイスは一つだけだった。

 もっともデバイス5つまで増やせるオプション契約もある。アレクサは親切に「加入しますか?」と聞いてくれたが、今のところ「いりません」と答えておいた。何事もお金次第。これは時代が変わっても同じだ。

海の絵を模写してみると・・・

クールベの海の絵

 冒頭の絵はクールベの描いた海の絵である。油絵を描いたことのある人なら大抵の人は知っているだろう。実はこの絵は私にとってとても思いで深い。
 普通、絵を描き始めた初心者に、「お薦めの練習方法は?」と聞かれると、大抵は「デッサン」あるいは「クロッキー」と答えるだろう。
 だからこのブログでも、「誰にでもできるデッサン練習法→」「人物画の基礎クロッキーの道具と描き方→」などの記事を書いている。

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