2022 加藤美稲水彩画展のご案内

水彩画が好きなあなたへ

 コロナ禍のなか、以前と同じような自由な生活にはまだ程遠いですね。
でも(感染対策をしたうえで)せめてアートだけでも自由に楽しみたいものです。

 今回の個展では私の水彩画の最新作47点を展示しています。コロナを忘れじっくりとご鑑賞いただければと思います。

 私は平日は13:00以降、土、日曜日は原則終日在廊しています。
画廊で見かけたらお気軽にお声がけください。
あなたの率直なご意見、ご感想をお聞きしたいと思っております。

 開催要領は以下の通りです。
日時:2022年5月12日(木)~17日(木),11:00~19:00(最終日は16:00まで)
会場:ギャラリー香(下記地図を参照願います)

作品概要

 私の作品テーマは3つあります。日本の風景、海外の風景、そして女性像です。それぞれについて少し説明しておきます。

懐かしい日本の情景

 今回は主に島根県石見銀山、青森県弘前市、黒石市、京都産寧坂の風景を描いています。
 いずれも世界遺産、あるいは国の選定した重要伝統的建造物群保存地区のある町です。
地方文化を色濃く残した歴史ある町並みの風景をじっくりとご覧ください。

 上の作品③は「銀山の朝」変形10号、今回の出品作の中では最大の作品です。山間から差し込む朝日に照らされる石見銀山の商家町を描きました。

見知らぬ異国の佇まい

 コロナ禍により海外の風景を描くことができなくなってしまいました。私のように海外の町を描くことが重要テーマの画家にとっては致命的な一年半でした。

 しかしおかげで一つの可能性を発見しました。かつてスケッチに行った場所で撮影した写真の中に当時は気が付かなかった面白い構図があることを発見したのです。

 上図①「サンジミニャーノの道(F6号)」は撮影した写真の一部を「光と影」の面白さを強調するため、大胆にトリミングして描いた作品です。

 同様の手法でイタリアのシエナやフィレンツェの風景、ドイツラインの古城、ローテンブルクの町並みの風景を描いています。

魅力的な女性像

 透明水彩による女性像を9点出品します。
上の作品「パンジャブの大地に」はインドの民族衣装を着た女性が悠久の大地に佇む光景を描いています。
 この作品は2021年マレーシア国際アートコンペティションで「TOP80AWARD」を受賞しました。是非原画をご覧ください。

p.s.
 なお個展会期中、会場でオンライン水彩画教室のメンバー申込受付をしています。
水彩画の基礎理論はもちろん、私が使っている水彩画の道具の紹介から実際の制作テクニックまで詳しく解説しています。
 教材は週一回配信、半年で一通り学べるようにしています。図解、動画を使用してわかりやすく解説していますのでご安心ください。
 興味ある方は画廊の案内パンフレットをご覧ください。


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