絵を描く人は長命でかつ呆けない?
確かに歴史上有名な画家を見ても呆けたという人はあまり聞いたことがない。そして長命で有名な画家はピカソ91歳、シャガール98歳などいくらでもいる。
日本の画家も長寿だが葛飾北斎は90歳で死ぬ直前まで絵を描いていた。それだけではない臨終に際して「あと5年あったら私は本当の絵描きになれた」と言ったらしい。私はそんな生き方にあこがれを抱いている。
ならば絵を描いていれば絶対に呆けないかというと、流石にそんなことは無いだろう。現に最近は体力も記憶力も甚だ衰え、自信がない。
それでも海外にスケッチに行くと1日中絵を描きながら歩き回る体力はまだある。アトリエでは私の細かな絵の筆先に神経を集中しつつ、一日中水彩画を描いていられる気力もある。
私の健康法
正しいかどうかはわからない。もし死ぬ直前まで絵が描き続けられる画期的な健康法を知っている方は是非おしえてほしい。現在募集している「美緑空間アートギャラリー」(「美緑(みりょく)空間へようこそ!→」を参照)のメンバーで共有したいものである。(登録は下記フォームから)
何しろ「世界中の家庭にアートのある生活を提供する」にはどれだけ生きていいても時間が足りないはずだから。
まずは運動。若いころは剣道をしていたので体力、特に瞬発力にはかなり自信があった。今は同じ動きはとてもできない。たぶん手首、腰、足首が悲鳴を上げるだろう。すぐに病院直行する羽目になるに違いない。
だから今はジムに通っている。ただしウェイトトレーニングはしない。もっぱらプールでの水泳である。水泳は本で読んだだけの自己流だ。
だがもう20年以上続けている。当初は平泳ぎで10分泳ぐのが限界だったが、長く続けているとそれなりに進歩する。クロールを覚え、1km以上楽に連続して泳げるようになった。
もっとも私は自分に目標を課すと、かなりストイックに取り組む癖がある。
最初は「クロールで泳げるように!」「1km以上連続で泳げ!」「もっと速く!」。
などと目標をレベルを上げていくうちに肩を痛めてしまった。いわゆる50肩だ。つい最近も2度目の肩痛に見舞われも、回復に一年近くもかかってしまった。
ちなみに回復したのは鍼灸院のおかげだ。あまりに長く痛みが続くので大病院でMRIを撮影し、肩専門整形の有名な先生に診てもらったが、「治療法は無い」とのこと。結局湿布薬をくれただけだった。
それでも痛みが取れないので藁をもつかむ思いで、自宅近くの鍼灸院に行ったら、3回ほどの針治療で痛みは無くなった。今は以前のように支障なく泳げるようになった。東洋医学恐るべしである。
泳げるようになったとは言え、今は年齢を考えあまり無理をしないようにしている。一時は毎日泳いでいたが、今は週5日と決めている。残り二日はなるべく絵を描く時間に使うようにしている。
そんなこともあり最近のメニューは「最低30分以上プールで運動をする」ことだ。
まずビート板でバタ足250m(プール5往復)。あまり無理をしない。時間は10分ほどかける。
次にクロールで10分から15分ゆっくり泳ぐ。最後に水中歩行を後ろ向きに10分程度。同じ歩くのでも後ろ向きの方が私の目的に合うらしい(?)
エアロビも有酸素運動で水泳同様に健康にいいと聞くが、私は「集団で運動する」のがあまり好きではない。一人で黙々と泳ぐ。これが私の「健康法」である。
午前中は水彩画を描き、午後は優雅にプールで泳ぐ。そして夜は読書。こんな生活が続けられれば、歴史上の画家と同じ長寿になるはず・・・!?
P.S.
最近私の水彩画を販売するネットショップ「水彩STORE/美緑空間→」をオープンした。
人物画、世界の風景。日本の風景などジャンル別に検索も可能。是非覗いてみてほしい。
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