水彩画入門! 森の緑はどう描く?

 皆さんは風景画で建物を描くのと森の緑を描くのとどちらが得意だろうか?

 おそらく、建物よりも森の緑を描く方が得意、いや簡単!と考えているのではないだろうか?

 でも実は「緑」を描くのはとてもむつかしい。今回はそんな「緑」について考えたい。

目次

1.あなたが持っている緑の絵具はどんな色?

2.風景画の緑にはどんなパターンがあるのだろう?
 2.1遠景の山
 2.2中景の林、木立
 2.3近景の草花、木の葉や枝

3.どんな色をどう使えばいいのだろう?
 3.1距離感
 3.2明暗
 3.3季節
 3.4樹種

4.まとめ

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ペンと水彩による風景ミラノ大聖堂の描き方

 私の絵描き活動の一つである海外スケッチ旅、今日のテーマはあの有名なミラノ大聖堂だ。

 最初にイタリアを訪れたときは旅程の都合でミラノには行けなかった。だから2度目のイタリア旅行ではまずミラノのホテルを押さえた。そしてもちろん有名なミラノ大聖堂を真っ先にスケッチしようと決めていた。今回はその制作プロセスを解説しよう。

目次

1.ミラノ大聖堂の歴史をチェック!

2.ミラノ大聖堂の外観の特徴とは?

3.ミラノ大聖堂の作画計画を練ろう! 

4.まずはペン描き!

5.下塗りはどうする?

6.グリザイユで影を描こう!

7.建物の固有色を塗っていこう!

8.仕上げ!

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絵の上達具合を知る方法とは?

最近自分の絵が気に入らない・・・そんな経験はないだろうか?
気にする必要はない。その理由はあなたが上達したからだ。

本当?

今回は自分の上達具合を図る方法を紹介しよう。

目次
1.あなたはスランプ?
2.あなたの理想の絵は?
3.あなたの絵が気に入らない理由は?
4.この絵の問題点は何だろう。
5.どうすれば、いい絵になるのだろう?
6.まとめ

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絵描きのための「インプットブック」とは?

 このブログを読んでいる方は絵の好きな人ばかり。毎月、いや毎週のように展覧会に行っているかもしれない。

 そんなあなたに質問だ。展覧会終了後のチケットの半券、あるいは印刷された作品目録などはどうしているだろうか?

 私の場合、とりあえず机の引き出しにしまい、きちんと分類してファイリングしようなどと思っているうちに、日常の書類の出し入れに紛れて、いつに間にか失くしてしまうということが多かった。

水彩画の道具!これだけ揃えれば十分?

 今から水彩画を始めようとする人の最大の悩みは多分「道具」だろう。

 このブログではこだわりの道具、お値打ちの道具、買ってはいけない道具などの記事を個別に書いている。今回は改めて水彩画入門編として、目的に応じた必要十分な道具を考えたい。

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風景画の下書きはどう描いたらいい?

 皆さんは風景画の下書きをどうやって描いているだろうか?

 水彩画の教本を開いてみると、人物画を描く場合は、いわゆる「デッサン」として細かな説明がされている。
 だが風景画では、実は「下書き」についてあまり触れられておらず、鉛筆の使い方に触れるくらいで、いきなり「塗り方」の解説をしている場合が多い。

 理由はおそらく風景画では人物画ほどデッサンの正確さを必要としない。それよりも色彩豊かな自然の描写、その表現方法に主眼を置いた方がいいということだろう。

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ペンと水彩で描く風景画の魅力とは

 透明水彩で風景画を上手に描く方法は?

 透明水彩で風景画を描くとき、その技法は大雑把に言って2つある。 下書きの線を生かして水彩するものと、線は最小限、下書きにとどめ、色だけで表現するものだ。

 前者はいわゆる「淡彩スケッチ」と呼ばれ、いろいろな教本を見ると、柔らかい(2Bくらい)鉛筆で下書きし、薄めの透明水彩で色つけをするという方法が主流だ。

 後者は透明水彩独特の重色によるグリザイユ画法(「水彩画にふさわしいグリザイユ画法とは→」を参照)とぼかしや滲みを生かした表現を多用し、鉛筆の線は最後はほとんど消してしまうことを推奨しているようだ。最近の透明水彩を使う画家の作品もほとんどがこちらの方法だ。

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これが水彩画上達法? ブログの書き方!

 水彩画を描き始めて「しばらくたった」方へ

 「あんな素敵な絵が描けたら・・・早く上達したい!」

 そう思っているあなたには、描けば描くほど次のステップが見えてくるに違いない。今までの技術に加え、さらに上の表現ができそうなヒントが見えてくる。

 こんな時あなたはどうしているだろうか?今回はそんな悩みを水彩画の上達につなげる方法を考えようと思う。

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水彩画で使うペン!あなたならどれを選ぶ?

風景画に使うペンの選び方は?

 ペンと水彩で風景画を描こうと思っている人へ。あなたはどんなペンを使っているだろうか?

 絵画用のペンをインク壺に浸して描くというのが古典的で正当な方法だろう。
 だが現実的に、私のように頻繁にスケッチ旅に出かける者にとっては、やはりさっと取り出し、気軽に描けるペンが欲しい。インク壺を持ち歩くのは正直言って苦痛だ。

 今回は、そんなちょっとめんどくさがり屋の人のために、より簡単で、いい絵が描けるそんなペンは無いか、私なりの経験と、検証結果をお話ししようと思う。

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絵具の知識 透明水彩は何故美しい?

■透明水彩は何故美しい?

 プロの水彩画家が描く水彩画はなぜ美しいのだろう。もちろん絵の才能があるから。だがそれよりももっと直接的、絶対的な差がある。

 それは子供の頃使っていた、マット水彩絵具(学童用半透明水彩絵具)ではなく、プロ用の透明水彩絵の具を使っているからだ。

 まず発色がよく美しい。透明感がある。どういうことかというと、マット水彩絵の具は絵具を重ねると基本的に下の絵具は消えてしまう。

 しかし透明水彩絵の具では下の色は消えず上に塗った色と澄んだ状態で重なり合うということだ。特に水彩紙の上に塗ったときの美しさには不思議な感動さえ覚える。今回はその感動は何故起きるのか調べてみた。

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