1.絵画上達法

水彩画入門 色塗りの基礎技法を覚えよう!

 水彩画は誰もが子供の頃から馴染んだ、扱いやすい画材だ。だからと言って、全くの直感だけでいい絵が描けるほど、単純な世界でもない。このブログの目的はトップページに書いたように、他人に喜んでもらえるような絵を描くことだ。そのためにはそれなりに基礎の理論とテクニックが必要だ。
 絵具や水彩紙の理論については「絵具の選び方」「絵具の歴史と科学」や「初めに買うべき道具」「水彩紙とは?」の記事を参照してほしい。
 デッサンについてはとりあえず「誰でもできるデッサン練習法」と「顔のデッサン、5つの勘違い!」を読んでほしい。
 今回の取り上げるのは水彩画ならではの「色塗りの基礎技法」だ。特に透明水彩の世界では案外専門用語が多く、戸惑うこともある。人により定義も若干違うようだが、基礎となる考え方に大差はない。一通り理解しておくと、あなたの制作に役立つだつに違いない。

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ペンと水彩で描く風景画の魅力とは

 透明水彩で風景画を上手に描く方法は?

 透明水彩で風景画を描くとき、その技法は大雑把に言って2つある。 下書きの線を生かして水彩するものと、線は最小限、下書きにとどめ、色だけで表現するものだ。
 前者はいわゆる「淡彩スケッチ」と呼ばれ、いろいろな教本を見ると、柔らかい(2Bくらい)鉛筆で下書きし、薄めの透明水彩で色つけをするという方法が主流だ。
 後者は透明水彩独特の発色と滲みを生かした表現を多用し、鉛筆の線は最後はほとんど消してしまうことを推奨しているようだ。最近の透明水彩を使う画家の作品もほとんどがこちらの方法だ。

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顔のデッサン練習中!?。知っておきたい5つの勘違い。

勘違いその1 アイドルのデッサンが得意!?

 よく人物画を描く。私の場合は女性像ばかり(その理由はトップページを)。うまくいかないときもある。そんなときにこの便利な世の中、インターネットを利用しない手はない。ためしに「顔、デッサン」とグーグル検索してみた。

 驚いた。大半がアニメのキャラクターの描き方のサイトだ。時々リアルな顔の描き方をうたったサイトがあると思って覗いてみると、アイドルの写真を下絵に顔のパーツの描き方を細かに教えているものだ。

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誰でもできるデッサン練習法とは

 絵が好き。でも自分で描くのはちょっと・・・。

 こんな人に良く出会う。もったいない。自分の好きなことをして時間を過ごすことは最高に幸せなのに。
 初心者の「自分で描くのはちょっと・・・」という言葉の裏には「失敗したらどうしよう」という気持ちが隠れているようだ。
 だから人物のデッサンをしても、風景のスケッチに出かけても消しゴムを手放さない。ちょっと失敗するとすぐに消しゴムで消してしまう。
 初心者向けの絵画教本でもこの行為はお勧めしていない。私も全く同感だ。そうはいっても人前で絵を描くなんていう行為は何年もしていない人にとって自信の無いデッサンを見せることに抵抗があるのだろう。ならばどうしたらいい?
 もちろん毎日時間をとってアトリエに向かえばいい。でも画家でもない普通の人にはそんな時間があるはずがないだろう。まとまった特定の練習時間を設けずに、たくさんの(1日一枚を目標としよう)デッサンを練習する。実はそんな都合の良い方法があるのだ。

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スケッチ旅行に必要な道具とは

旅先で美しい風景をスケッチする!

 最高の時間の過ごし方だ。だが実は持っていく道具を間違えると、せっかくの気分が台無しになることもある。今回は水彩画で風景画を描いて見たいという方のために、私のお薦めの画材をお伝えしよう。

スケッチブックの選び方は?

 リング綴じのものとブロックタイプのものがあるが、短時間で何枚も描く屋外スケッチにはリング綴じの方がいい。
 通常、水彩画教室などでは大きいスケッチブックを指導されると思うが、私は初心者には小さめのサムホールや0号をお薦めする。私自身の経験で言えば大切なことは

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意外に知らない水彩画上達法とは

 水彩画は子供の頃から親しんだ画材。だから誰でも気軽に始められる。だが誰もがぶつかる壁がある。それは慣れて、筆の使い方も色の混ぜ方、水の含ませ方も一通り覚えた頃に訪れる。

「どこかプロの画家との違いがある。何故だろう?」

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透明水彩入門! 絵具とパレットの使い方を知っている?

私が使用しているウィンザーニュートンの絵具24色セット

 これは私の愛用の絵具セット、ウィンザーニュートンの固形絵具24色セットである。
 汚くて申し訳ないが、透明水彩初心者のためには、使い込んだ状態の方が、わかりやすいだろう。今回はその24色の、あるいはその混色の、さらにパレット上での使い方を具体的に紹介しよう。

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