1.絵画上達法

デッサン練習中!それでも上達しない理由は?

 デッサンを一生懸命練習してるけど、上達しない。いつも顔が似ていない。何故?そんな経験はないだろうか?

 もちろん似顔絵教室でなければ、「似ている」必要はない。むしろ、「誇張して」いい絵にすればいい。
 あとは顔の基本比率と陰のつけかたの「基本練習」あるのみ・・・講師にそんなことを言われて納得し、再びデッサンの練習に励んでいる・・・。
 そんなあなたへ。

 とても真っ当な指導で王道だと思う。

 でも実は、真摯に、繰り返して練習することが、無意識に上達を阻害することがある。今回はそんなデッサンの上達を阻む要因と対処方法について書きたいと思う。

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水彩で描く人物画!背景はどう描くの?

 水彩で人物画を描き始めた人へ。今回は背景について考えてみたい。

 「背景?」
 「そんなのまだ先の話!」
 「まずはデッサンでしょう?」
 「水彩で肌色をどう出すかでしょう?」

 などという声が聞こえてきそうだが、実は「背景」は人物画にとってとても大切な要素なのだ。あなたが描きたい人物画にはどんな背景がふさわしいのか、一緒に考えてみよう。

目次

1.人物画の背景に正しい描き方はあるか?

2.抽象的な背景

 2.1下地の色をそのまま活かす

 2.2人物のポーズや衣装の色に合わせて調和の取れた背景を描く

 2.3具体的なイメージを抽象化する

3.具象的な背景

 3.1アトリエの風景を描く

 3.2屋外の風景を借景として描く

4.背景に必要な要素とは

5.後書き

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人物画の基礎 クロッキーの道具と描き方

人物クロッキーのすすめ

 巷のカルチャーセンターの初心者教室の受講者作品展を見に行ったことがあるだろうか?

 一番多いのが静物画つぎが風景画だ。「人物画」は上級者コースにならないと描かれないようだ。当然だろう。人物画は風景画よりもむつかしい。

 何故かというと、風景画は多少デッサンが狂っても、その風景を見ていない人には、その差がわからない。
 ところが人物画はデッサンが狂うと、たとえそのモデルの人物に会ったことがない人でもすぐに「おかしい」とわかってしまうからだ。

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顔のデッサン3つの教訓!なぜ似ない?

人物画はモデルに似ていなくても良い!?

 「人物画は似顔絵ではないからモデルに似てないことを気にしなくていい」。確かにその通りだ。その理由は「顔のデッサン練習中!?知っておきたい五つの勘違い」で述べた。

 しかしこのブログの目標(トップページ→参照)は少なくとも、人に喜んでもらえる水彩画を描くことなので、依頼者から肖像画を頼まれた時、「全く似ていない」のでは困る。

 そこで今回は先の5つの勘違いを理解したうえで、やはり、それなりに似せるために、守るべ3つの教訓について、自戒の念こめて記そうと思う。

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水彩紙のしわを防ぐには?

 せっかく描いた快心の水彩画!額に入れて飾ろうとしたら表面がしわで波打ち、絵も歪んで見える・・・こんな経験をしたことは無いだろうか?
 今回はしわや波打ちを防ぐ方法、使い方について考えよう。

目次

1.水彩紙のしわや波打ちはなぜ起きる?

2.しわと波打ちを防ぐ方法
 2.1ブロック水彩紙を使う
 2.2木製パネルに水張をする
 2.3硬質樹脂板に載せる

3.自分の制作スタイルに合わせて使い分けよう!

■水彩紙のしわや波打ちはなぜ起きる?

 実はこの現象、多分初心者のころはあまりない。何故なら私がお薦めする水彩紙(「水彩画入門!始めに買うべき道具は?」を参照)、300g/㎡くらいの厚さになるとかなりしっかりしている。だから初心者が水彩絵の具で一塗りしたくらいではしわは寄らない。

 水彩画に慣れてきて、にじみやぼかしやグラデーションなどのテクニックを頻繁に使うようになると、水彩紙に何度も水を引き、ウェット オン ウェットで重ね描きするようになる。

 するとどうしても水彩紙が湿潤状態とと乾燥収縮を繰り返すのでしわや波打ちが現れてくる。そしてゆがみがひどくなると描くラインが歪んでしまい、思うような絵が描けなくなってしまうのだ。

■しわと波打ちを防ぐ方法

 そんなしわと波打ちを防ぐ方法、それぞれの長所と欠点について考えてみよう。

■ブロック水彩紙を使う

 一番手っ取り速い方法である。スケッチブックにはリング式とブロック式がある。後者は一枚一枚周囲水彩の周りを糊で固めたものである。

 使うときはそのまま直接描く。糊は相当に強固なので、その上に何度も水を引いても問題ない。

 保水量の少ない水彩紙の場合は描いている最中に水分が多すぎると表面に水分が浮き、部分的に波打つことがあるが、乾いてくるとたわみは消える。コストもリング式スケッチブックよりも安価な場合が多い。

 欠点は糊がとても強固で描いた絵をはがすときにはペーパーナイフで慎重にはがさないと、絵を破いてしまう。相当注意が必要だ。

 そしてこの手間が、一日に何枚も描くスケッチ旅の時には欠点となる。またはがした絵の携行にも気を遣わねばならない。

■木製パネルに水張をする

 プロの画家の多くはこの方法を使っているようだ。先のブロック式水彩紙の場合は、紙質によって製作途中で部分的にたわむことがあると書いたが、水張してあればそれもない。湿潤状態でも乾燥状態でもほぼしわも波打ちもない状態なのでとても描きやすい。

 欠点は水張と制作後の水彩紙のカットの手間および水張テープの後始末だ。

 一般に水張をした絵をはがすにはカッターナイフでテープの内側に刃を入れ切り取る。だからもしF6号のスケッチブックを平のベニヤに水張して完成後のテープの内側で切ると絵は6号よりも小さくなってしまう。

 だからF6の額に入れようとすると、マット紙を少し小さめにしないと周囲に隙間が出来てしまうことになる。注意が必要だ。

 さらに面倒なのが、水張テープの後始末だ。このテープは非常に強力なので簡単には剥がれない。水で濡らしふやけたところでたわしやスポンジでこすり取るしかない。大きなパネルの場合ははがす作業で周囲が水浸しになる恐れもある。

■硬質樹脂板に載せる

 最近私がよく使っているのがこの方法である。水彩紙の裏面にたっぷり水を塗っておき、樹脂板の上に敷く。さらに上から水を引く。樹脂板と紙の間に空気がないので、この段階で水張りしたのとほぼ同じ状態となる。

 だからそのまま下塗りをして絵を仕上げればよい。下地が樹脂なので密着性がよく、かなり水彩紙の水分が乾燥してもしわはよらない。

 完全に乾燥すればもちろん樹脂板に密着しなくなるが、ほぼしわのないまま乾燥してくれる。

 欠点はドライヤーを使った部分的な乾燥に弱いことだ。ドライヤー部分だけが乾燥するのでどうしてもその部分だけが波打ってしまう。

 これを避けるには、一通りの塗り工程を終えたらドライヤーを使わず次の工程までは自然乾燥させることだ。だから制作に時間がかかることだけは覚悟しないといけない。

■自分の制作スタイルに合わせて使い分けよう!

 以上3つの方法を解説したが、紙の質、大きさに、室内か屋外かなどの条件にもよる。自分の制作方針に合わせて使い分けてもいいだろう。私の方法を紹介しておく。参考にしてほしい。

 私の風景画を描くときのお薦めサイズはサムホールだ。(「スケッチ旅行に必要な道具とは」を参照。)

 このサイズはその厚さに比べてスケッチブックのサイズが小さく、収縮の割合も少ないので、しわもできにくい。

 だから一日に何枚も描ける、使いやすいリング式スケッチブックを使っている。そしてアトリエで仕上げるときはスケッチブックからはがし、硬質樹脂板に敷いて絵を描く方法をとっている。

 一方人物画については一度に何枚も描くわけではないので、F6またはF8のブロックタイプの水彩紙を使用している。描き終えるまではそのブロックのまま使い、仕上がったらぺーパーナイフではがし保存している。

 F20号以上の絵はそもそもスケッチブックが売っていない。ロール紙から必要な大きさを切って買うことになる。

 だからその大きさの木製パネルを準備し水張りするしか方法がない。ちょっとめんどくさいが仕方がないとあきらめているのが実情だ。

P.S.
このブログには文中のリンク以外にも以下のような関連記事がある。興味ある方は参考にしてほしい。

■各種水彩画の道具と使い方は
水彩画入門!弘法は筆を選ぶ?
水彩画を始めた人へ!プロが選ぶ絵具とは?
透明水彩入門! 絵具とパレットの使い方を知っている?
■水彩画の基礎技法については
水彩画入門 色塗りの基礎技法を覚えよう!
水彩画の基礎技法!「下塗り」の大切さを知っているか?
■その他
カテゴリ「絵画上達法
私の作品の実例は「加藤美稲水彩画作品集→

忘れがちな人物デッサンのコツ

ある絵描きの失敗

 ある日の日曜日。その絵描き(Yと呼ぼう)は人物画のモデルを求め、いつものように近くのカルチャーセンターに出かけた。

 その日はいつにも増して気力は充実。彼は早々とアトリエの前列に陣取り、モデルの登場を待った。

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人物画の背景に風景を描こう!

 絵を描き始めた方へ。

友人に「あなたはどんな絵が得意ですか?」と聞かれたら何と答えるだろうか?

 風景画?人物画?

 私はどちらも好きなので、両方を一枚に描くことがある。つまり人物画の背景を風景画にするのだ。
 でも実はそんな絵を描くのはそれほど簡単ではない。今回は私が実践している取材のプロセス、作品に仕上げるコツを解説しようと思う。

人物画の背景写真の撮り方

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水彩画の基礎技法!効果的な「下塗り」とは?

 プロの水彩画家が描く絵と素人のそれとの一番の違いは何だろうか?

プロの画家には何となく絵にその人独自の雰囲気がある。素人の画家にはそれがない。そして個性的な画家であればあるほど「全体の雰囲気で」誰の絵なのかすぐにわかる。

 では独自の雰囲気とは何だろう?本当はとてもむつかしい問題だと思うが、多くの初心者のためにあえて答えを出そう。それは「色調の統一感」だと思っている。

 そして実は初心者でも、基礎技法のひとつである「下塗り」をきちんとマスターすれば「色調の統一感」を出すことはそれほどむつかしいことではない。

 「そんなの当たり前!」という人、逆に「下塗りって何?、何のためにするの?」と疑問に思う人、両方いるのではないかと思う。

 今回はあまり目立たないが大切な「下塗り」の技法について考えたい。

目次

1.下塗りって何?
2.下塗りは何のためにするの?
3.下塗りの準備と道具
 3.1紙
 3.2絵具
 3.3筆
4.下塗りの具体的な方法とは?
5.下塗りが終ったらどうする?

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建物のある風景の描き方

 皆さんはもし「風景画」を描きなさいと言われたら、どんな絵を思い浮かべるだろうか?風光明媚な山や川など美しい自然の風景を描こうとするのではなかろうか?

 しかし、普段私たちが目にしているのは生活の場であって、美しい自然の風景ではなく建物のある風景だろう。

今回はそんな「建物のある風景の描き方」を考えたいと思う。

目次

1.「建物のある風景」の特徴

2.場所の選定

3.構図の決め方

4.下書きの描き方

5.下塗りの仕方

6.明暗の描き込み

7.材質の描き込み

8.仕上げ

9.まとめ

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