兵庫県

日曜画家の町・・・神戸を歩く

神戸の魅力は異人館だけじゃない?!

 「ハイカラ」で「モダン」な町と言われる神戸。最近は京都と大阪にインバウンドの観光客を奪われ、人口も急激に減りつつあると言う。神戸に住む私としては寂しい限りだが、日曜日になるとスケッチブックをもってうろつく日曜画家がたくさんいる。そんな人のためにスケッチすべき建物と風景をいくつか紹介しよう。
 観光客に人気があるのは「重要伝統的建造物群保存地区」である北野の「異人館通り」が有名だが、それについては別の機会に譲るとして、今回は神戸の「近代建築」をスケッチすべく取り上げよう。

続きを読む

水彩で描く夕日の風景 丹波篠山の武家屋敷

御徒士町武家屋敷群

 ヨーロッパの風景を描くのも楽しいが、日本の風景を描くのも楽しい。特に私は古い日本の町並みに郷愁を感じる。
 私は神戸に住んでいる。だから日本の風景をスケッチしに行くと言えば、友人はすぐに「京都かい?」と尋ねる。だが実は地元兵庫県にも日帰りでいける、素晴らしい場所があるのだ。

続きを読む

水彩画は背景が大切?山奥の寺院 円教寺大講堂を描く

 風景画を描くとき注意しないといけないことがある。以前に私が個展を開いたとき来場者にアンケートをお願いしたと書いた(失敗しない個展の開き方→はこちらから)。

 その結果わかったことが一つある。その時の出展作品は人物画よりも風景画の評判が良かった。しかしその風景画の中に実は人気の無いものがいくつかあるあるのだ。そしてそれらの共通点は、画面全体の構図、背景の色、テーマに何の工夫もなく、建物単体だけをスケッチしたものだ。

続きを読む

不思議な建物をスケッチ!あかがね御殿

 皆さんはこの奇妙な建物を知っているだろうか?

 通称「あかがね御殿」という。兵庫県加古川市の海側、別府(べふ)港に面している建物だ。今回は私がスケッチしたその風変わりな建物を紹介しよう。

続きを読む

水彩で描く桜の風景 世界遺産姫路城!

姫路城 春爛漫

 私が描く日本の風景は古い町並みが多い。その理由はトップページで触れた通りだ。そして「町並み」は一般に建物単体で見るとそれほどの文化的価値はない。住民の努力によって町ぐるみで保存活動をしないと、すぐに町並みは歯抜け状態となる。このブログでも、いくつかの町並みで残念なコメントをせざるを得なかった。

続きを読む

お寺を描こう!寺院建築4つの様式を知っている?

 私の活動のひとつ(詳細はこちら→)は日本の風景を描くこと。そのために寺院建築はとても大切な素材だ。だが京都(スケッチ旅の詳細はこちら→)や奈良(スケッチ旅の詳細はこちら→)には国宝級建物がいくらでもあるが、私の住む兵庫県(スケッチ旅の詳細はこちら→)はと言うと、国宝建築物を擁する施設は6施設しかなく、その大半は姫路城にあり、地元神戸市には残念ながら国宝建築物は一件もないのが実情だ。

続きを読む

ジャズライブの魅力をスケッチ!

 以前にこのブログの別の記事で「デッサン力を磨く一番の方法は、自分の日常をアトリエにすること」と書いた(詳細はこちら→)。冒頭のクロッキーは私自身のそのアウトプットの一枚で10年以上前に描いたものだ。
 今回はそんな私の日常をスケッチした体験談をお伝えしよう。

続きを読む

水彩で描く風景画 播磨の小京都

 数年前のこと。今年のスケッチ旅はどこに行こうかと考えていた時、ふと書棚にある一冊の本が目に留まった。「関西日帰り旅」とある。懐かしい。社会人になりたての頃、初めて住む関西に少しでも早く馴染もうと買い求めたものだ。
 今はインターネットで探すので、この本を見なくなって久しかった。パラパラとめくると、何やら印がついている。

続きを読む