スペイン

スペインをスケッチする マドリード編

スペインはヨーロッパでイタリアに次いで世界遺産の多い国。

マドリードの夜 食事もそこそこに・・・

 歴史的な建造物も多く、スケッチ旅行先としては文句なし。まずは関空から首都マドリードへ向かった。
 しかし今回のスケッチ旅行も実はトラブル続きだった。
まず到着早々、空港からマドリードまでタクシーに乗ったが英語が全く通じない。しかもわざと遠回りをされたらしく、時間も料金もガイドブックに記載された数値の5割り増しぐらい。

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スペインをスケッチする。 グラナダ編

 世界遺産の宝庫、スペイン。最初に訪れた首都マドリードは残念ながら、描きたいと思う風景はあまりなかった。だが次の町

グラナダは期待に違わぬ魅力的な町だった。

 スケッチどころをご紹介しよう。まずグラナダの町を俯瞰する。それほど大きな町ではない。見どころはだいたい3km四方に収まる。
 だからスケッチブックを持っての移動も全て徒歩だ。マドリードから来る列車が到着するグラナダ駅は町の北西端にあり、有名なアルハンブラ宮殿は南東端にある。ホテルが密集する町の中心はその中間にあると考えればいいだろう。

 さて私がグラナダに到着したのは午後。今からアルハンブラ宮殿に行っても、内部を見学するだけで終わってしまい、スケッチする時間は取れないと考え、その日はアルハンブラ宮殿の全景を見られるという丘の上にあるサン・ニコラス広場へ向かった。
 地図で見る限りは、チェックインしたホテルから直線距離で1kmほど。だがこのあたりはアルバイシンと呼ばれる、住宅が入り組んだ地区で、道は曲りくねり、地図など全く役に立たない。時間に余裕を持って出かけよう。
 ただこのあたりの建物は赤瓦の屋根、白い外壁、石畳のコントラストが美しい。そして

高低差のある道と建物が切り取る青い空はアルバイシンの美しさそのものだ。

 時間があればこの空をゆっくりスケッチしたいところだ。ちなみにこのアルバイシンもアルハンブラ宮殿と並んで世界遺産に選定されている。
 さて結局ホテルから1時間ほど歩いてサン・ニコラス広場にたどり着いた。

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スペインをスケッチする セビリアとコルドバ

スケッチ旅行は欲張ってはいけない!

 スペインの旅を計画する時、一番悩んだのはセビリアとコルドバの旅程だった。時間とお金の制約の中でいかに効率的にスケッチするか。全ては事前の計画にかかっている。必死に時刻表と地図を調べ、少しでも多くの風景、建物を描く・・・。しかし結果的にこの時の私の計画は最悪だった。

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スペインをスケッチする。トレド編。

エル・グレコ 「トレドの風景」

 数年前、同じ建築設計の仕事をしていた後輩から、「新婚旅行でスペインに行きます。いない間よろしくお願いします。」と報告を受けた。
「いいね。それでどこへ行くの?」
「マドリード、バルセロナ、セビリア・・・です。」
「えっ、トレドは行かないの?」
「もし、1日しかスペインにいられないなら、迷わずトレドへ行け。という格言があるでしょ。」
 軽い気持ちで呟いたのだが、彼は急遽、旅行先にトレドを組み込むため、飛行機の時間変更やお嫁さんとの意見調整やら大変だったらしい。

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