1.絵画上達法

スケッチ旅行に必要な道具とは

旅先で美しい風景をスケッチしたい!

 最高の時間の過ごし方だ。だが実は持っていく道具を間違えると、せっかくの気分が台無しになることもある。今回は水彩画で風景画を描いて見たいという方のために、私のお薦めの画材をお伝えしよう。

スケッチブックの選び方は?

 リング綴じのものとブロックタイプのものがあるが、短時間で何枚も描く屋外スケッチにはリング綴じの方がいい。
 通常、水彩画教室などでは大きいスケッチブックを指導されると思うが、私は初心者には小さめのSM(サムホール)や0号をお薦めする。私自身の経験で言えば大切なことは

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意外に知らない水彩画上達法とは?

 水彩画は子供の頃から親しんだ画材。だから誰でも気軽に始められる。だが誰もがぶつかる壁がある。それは慣れて、筆の使い方も色の混ぜ方、水の含ませ方も一通り覚えた頃に訪れる。

「どこかプロの画家との違いがある。何故だろう?」

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下書きはいらない!建物のある風景をペンで描く

 皆さんは風景画を描く時、下書きに何を使うだろうか?

 おそらく鉛筆だろう。何故なら大半の水彩画教本には、2Bから4Bの柔らかい鉛筆で下書きをし、色を塗って仕上げた後、最後に邪魔な下書きの線を消すという手法が書かれているからだ。

下書きをせず、ペンで描く

 もちろんその方法に文句はない。王道だと言っていい。でも下書きをしない方法もある。ペンでいきなり風景画を描き始める方法だ

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水彩画入門!空と雲の描き方は?

 風景画に必ず登場するのものは何だろう?

 それは空と雲だ。

 空の無い風景画は「風景画」と呼ばない。そして雲の無い風景は計算しつくした心象画かスケッチ時によほど快晴に恵まれたかどちらかだろう。

 今回は心象画ではなく普通の雲のある風景の描き方を考えたい。

目次
1.「雲」でわかる絵描きのレベル
2.「雲」は塗り残し?
3.「雲」の理論を知ろう!
4.「雲」の描画テクニックあれこれ
5.まとめ

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水彩画入門! 森の緑はどう描く?

 皆さんは風景画で建物を描くのと森の緑を描くのとどちらが得意だろうか?

 おそらく、建物よりも森の緑を描く方が得意、いや簡単!と考えているのではないだろうか?

 でも実は「緑」を描くのはとてもむつかしい。今回はそんな「緑」について考えたい。

目次

1.あなたが持っている緑の絵具はどんな色?

2.風景画の緑にはどんなパターンがあるのだろう?
 2.1遠景の山
 2.2中景の林、木立
 2.3近景の草花、木の葉や枝

3.どんな色をどう使えばいいのだろう?
 3.1距離感
 3.2明暗
 3.3季節
 3.4樹種

4.まとめ

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固形水彩絵の具の使い方

 皆さんは今、どんな絵具を使っているだろうか? 

 オーソドックスなおすすめとしては入手しやすい国産のホルベインチューブ入り透明水彩とプラスチック製のパレットのセットだろうか?

 私の使う(「スケッチ旅行に必要な道具とは→」を参照)パレット付き固形絵具を使っている人は少数派かもしれない。だが今回は敢えて固形水彩絵の具の便利な使い方について書いてみたい。

1.固形水彩絵の具とは

2.固形水彩絵の具のメリットとデメリット

3.固形水彩絵の具の使い方

4.固形水彩絵の具、こんな使い方もある

5.まとめ

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絵の上達具合を知る方法とは?

最近自分の絵が気に入らない・・・そんな経験はないだろうか?
気にする必要はない。その理由はあなたが上達したからだ。

本当?

今回は自分の上達具合を図る方法を紹介しよう。

目次
1.あなたはスランプ?
2.あなたの理想の絵は?
3.あなたの絵が気に入らない理由は?
4.この絵の問題点は何だろう。
5.どうすれば、いい絵になるのだろう?
6.まとめ

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水彩画入門 色塗りの基礎技法を覚えよう!

  水彩画を描き始めた人へ。あなたは次の言葉を知っているだろうか?
「平塗り」
「ウォッシュ」
「ウェット オン ウェット」
「バックラン」
「リフティング」
知らない言葉が多いのではなかろうか。いずれも水彩画の「塗り」に関する基礎用語だ。

水彩画は誰もが子供の頃から馴染んだ、扱いやすい画材だ。だからと言って、基礎的な知識もなく、全くの直感だけでいい絵が描けるほど、単純な世界でもない。このブログの目的はトップページに書いたように、他人に喜んでもらえるような絵を描くことだ。そのためにはそれなりに基礎の理論とテクニックが必要だ。

絵具や水彩紙の理論については「絵具の選び方」「絵具の歴史と科学」や「初めに買うべき道具」「水彩紙とは?」の記事を参照してほしい。
 デッサンについてはとりあえず「誰でもできるデッサン練習法」と「顔のデッサン、5つの勘違い!」を読んでほしい。
 今回の取り上げるのは水彩画ならではの「色塗りの基礎技法」だ。特に透明水彩の世界では先に挙げたように、案外専門用語が多く戸惑うこともある。人により定義も若干違うようだが、基礎となる考え方に大差はない。一通り理解しておくと、あなたの制作に役立つだつだろう。

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水彩画の道具!これだけ揃えれば十分?

 今から水彩画を始めようとする人の最大の悩みは多分「道具」だろう。

 このブログではこだわりの道具、お値打ちの道具、買ってはいけない道具などの記事を個別に書いている。今回は改めて水彩画入門編として、目的に応じた必要十分な道具を考えたい。

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風景画の下書きはどう描いたらいい?

 皆さんは風景画の下書きをどうやって描いているだろうか?

 水彩画の教本を開いてみると、人物画を描く場合は、いわゆる「デッサン」として細かな説明がされている。
 だが風景画では、実は「下書き」についてあまり触れられておらず、鉛筆の使い方に触れるくらいで、いきなり「塗り方」の解説をしている場合が多い。

 理由はおそらく風景画では人物画ほどデッサンの正確さを必要としない。それよりも色彩豊かな自然の描写、その表現方法に主眼を置いた方がいいということだろう。

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