下書きはいらない!建物のある風景をペンで描く

風景画を描く時、下書きに何を使う?

 大半の人はおそらく鉛筆だろう。何故ならほとんどの水彩画教本には、2Bから4Bの柔らかい鉛筆で下書きをし、色を塗って仕上げた後、最後に水彩画に邪魔な下書きの線を消すという手法が書かれているからだ。

下書きをせず、ペンで描く方法もある

 もちろんその方法に文句はない。王道だと言っていい。でも下書きをしない方法もある。ペンでいきなり風景画を描き始める方法だ

 私が先の王道を歩かず、ペンにこだわる理由は以前にも述べたが(「ペンと水彩で描く風景画の魅力とは→」を参照)少しだけ復習しよう。

 建物の下書き線を濃い鉛筆で書くと、水彩絵具を塗った時、鉛筆の粉が絵具に交じり、濁って汚く見える。だから濃すぎる邪魔な線を最後に消しなさいと指導することになる。(濁らせない方法はあるのだがそれは別の機会に)

 それに対して私は建物をいきなりペンで描く。油性だから水彩を塗っても線が滲まないし、絶対に汚れないし、濃すぎる鉛筆の線を消すという手間も不要だ。

 だから線さえうまく引ければ、時間のない旅先でのスケッチには最高な描き方なのだ。もちろんペンの強い線はあなたの個性を生かす心強い味方でもある。

 先の記事の中では「下書きはしない」とだけしか書かなかった。でも皆さんの中には具体的にどう描いたら消さずに済むペン画になるのか知りたいと思う人がいるだろう。今回はそんな、風景画、特に建物の描き方について書こうと思う。

画材の選び方は?

 上図は私のウィーンでの淡彩スケッチだ。時間がなくて、水彩紙ではなく普通の画用紙にペンで描いている(「スケッチの旅海外編オーストリア→」を参照)。
 正直いうと、ペンで描くことだけを考えると、水彩紙よりも安価な画用紙の方が表面に引っ掛かりがなくて描きやすい。

 だからこれから私の描き方を試してみようと思う人は、練習としてまず安く、描きやすい画用紙のスケッチブックに描くことをお勧めする。(「水彩画入門!始めに買うべき道具は?→」を参照)

 そして気に入ったスケッチができれば、シンプルに素材の色だけを重ねる淡彩を施せばいい。ペンの美しい線が活きていれば十分作品になるだろう。いや、旅のスケッチとして人にあげるならむしろ線が多少歪んでいるほうが思い出になると言ってもいいくらいだ。

具体的な制作プロセスとは

構図を決める

 決していきなり思いつきで描き始めてはいけない。この絵では大きな塔を画面のほぼ中央に配置し、一点透視で両側の町並みを描こうとした。

1.基準線を引く

 まずこの絵の一番重要な部分、基準となる縦線である中央の塔の壁の線と、それに重なる左の町並みの端の線だ。

 次に構図の中にあるそのほかの目安となる縦線を軽くペンで引く。今回は左の建物のピンクの建物左側の線。この位置が屋根上の三角の小屋根が乗る部分であり、塔の基準線と画面の左端とのほぼ中央に来る。

 そして道の突き当たりの建物の右端の縦線、右の街並みの建物の端の外壁線だ。以上の4本の線を基準にして、今後のパーツの長さを測り描いていく。

2.水平線の位置を決める

 次に自分の目の高さをスケッチブックのどこに置くかを決め、水平線を薄く引く。建物の水平線は軒の線も、窓の線も全てこの水平線上に集まることになる。

3.軒のラインを引く

 まず建物の軒の線を水平線上の一点に向けて描こう。もし道幅が均一で一直線、水平、さらに建物が道に並行に立っていればこの絵に登場する全ての建物の軒のラインは一点に集まるはずだ。

 だが、実はそうなっていない。右の町並みと左の町並みので消失点が一致していないことがわかるだろう。

 これは私のスケッチが間違っているからではない。足元の道が曲がりくねっているのを見るとわかるように、今回は各建物同士が並行には建っていないからだ。

 こういう些細な事情を理解していないと、ちぐはぐな絵になってしまう。絵を描くのにも最低限の透視図の知識は必要なのだ。

 もう一つ注意しておこう。消失点は見たままを水平線上に位置を記入しておこう。問題はそこにつながる、一番高い軒のラインがどこにあるかだ。実はそれを直感で描くと、大抵うまくいかない。立体で見ている高さを水平に置いたスケッチブックに落とし込む時にどうしても誤差が出るのだ。

 そこで私は先に書いた縦の基準線の間隔を元に軒のポイントが何倍の距離にあるかを鉛筆を立てて測り、最上部の位置を決めている。
 こうしてできた最上部の軒ライン、水平線、縦の2本の基準線で囲まれた台形がその後の窓など細かなパーツの位置決めの基準となる

4.窓などパーツの描き方

 窓の大きさ、窓同士の間隔などを順番に端から描いて行こうなどと思ってはいけない。先程の台形の対角線を引き、その交点に縦線を引いてみよう。それが台形の中央線だ。

 つまり基準線で作った台形の中に窓が4列並んでいたとすれば、中央線の左右に2列ずつ並んでいるはずだ。私の経験で言うと、きちんと測らずに描くと手前の窓は実際より小さく描きがちだ。おそらく頭の中で「本来は同じサイズ」ということがインプットされているからだろうと思う。

 各階の平行線もこの台形を使う、奥の縦線の中点と手前の縦線の中点を結んだ線が水平分割線だ。建物の向きにより消失点が画面上にない場合はこの水平分割線が頼りだろう。

 基本は水平、垂直ともこの作業を繰り返していけば、2分割線、4分割線、8分割線、16分割線といくらでも細かなパースラインが描ける。それに合わせてパーツを描きこむのだ。

 こう書くと、初心者は、その作業の多さにうんざりするかもしれない。でも心配する必要はない。

 コツを言うと、正確に測って個数を描くのは手前の数個でいい。しかもぴったり狙った窓ラインに合致する必要はない。例えばこの線の間に窓3つとか4つとか個数を決めて割り込むのだ。人間の目はその程度の割付で十分自然と感じてくれるはずだ。

 しかも透視図的言うと、遠いところはほとんど縦線、横線を適当に引くだけで絵になる。あるいは絵具を塗る時に線は省略して色を濃くして描かないと言う手もある。

5.地面のラインを引く

 そして最後に水平線より下の建物と道路が接する線を描く。狭いスペースなので適当に引きがちだが、実はとても大切な作業だ。

 具体的には建物が地面と接するラインは水平線と軒の高さに対する比で決まるので、軒の高さ15メートルの建物、地面から1.5メートルの位置に目線(水平線)があるとすると、描いた建物のどの位置でも高さの1/10に位置に水平線がなければいけない。

 私の経験で言えば、地面のラインはどうしても実物よりも水平線に近く描きがちだ。すると奥に行くほど建物が実際より低く見えてしまう。最後の最後で失敗する原因はここにあることが多い。注意してほしい。

 さてこれであなたも今日から面倒くさい鉛筆の下書き無しでいきなり、建物のある風景が描けるはずだ。是非チャレンジして欲しい。

P.S.このブログの関連記事は以下の通り。興味のある方は参考にしてほしい。

P.P.S
 今回は使用した紙が水彩紙ではないので、線描きのテクニックだけをテーマにした。私の水彩画の描き方については以下の関連記事を書いているので参考にしてほしい。

P.P.P.S.
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30件のコメント

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